2020年12月末の長期分散投資ポートフォリオの資産割合です。
【2020年12月末のリスク資産ポートフォリオ】
運用資産の状況
- 11月に続き、12月も保有する米国金融株が大幅に上昇。S&P500インデックスが10月末比で約15%上昇したのに対し、保有金融株の上昇率は40%以上に達したことから、一部を売却しました
- 売却資金の半分で、先進国株式インデックスと米国通信株を購入(アセットクラス内の調整)、残りの半分はドルMMFで保有としました(アセットクラス間のリバランス)
- ドル円為替レートが102円台に入ってきたことから、円現金にて少し米ドルを購入
- さらに、債券セクターで行っている為替ヘッジを一部外し、為替ヘッジ比率を減らしました
- 生活費数年分を除いた運用可能金額のうち、現金比率は27.3%→26.4%へ減少
- リスク資産のうち、外貨建て資産の割合は約65%と変わらず、そのうち為替ヘッジしている比率は約10%→9%へ減少
【2020年12月の現金比率】
各アセットクラス別の主な投資対象
2021年の運用方針
長期分散投資を基本としながらも、市場動向もみながら、現金比率を含めた機動的なアセットアロケーションの調整を継続してく方針です。
コロナ情勢がまだまだ落ち着かない中、各国中央銀行の強い金融緩和姿勢は変わらないと言え、カネ余りによる強い相場が当面続いていくと考ています。そこに乗っていくために、株式資産クラスには一定割合の投資が必要です。
一方、特に米国株式などはややバブル気味に高値圏にあり、今後の適度な調整のタイミングも訪れるだろうと感じています。引き続きリスクのコントロールに注意が必要な環境だといえます。大きく上昇した資産を売却して他の資産やより安定的な銘柄へのリバランス、現金比率を高めて買い余力の確保などを行っていきたいと思います。
外貨建て資産割合がそこそこ高いこと、為替市場の円高圧力が当面続く可能性が高いように感じていることから、債券セクターの一部、金額としてリスク資産の10%程度を為替ヘッジしています。12月中にも行いましたが、今後ドル円為替レートが100円に近付く場面では、ヘッジを少しずつ外していきたいと思っています。
今後市場が調整をしてくるようなことがあれば、コロナニュースを受けて昨年はじめにポジションを落としてたREITセクター、および、新興国セクターの購入も検討していきたいと思います。
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