投資ポートフォリオのパフォーマンス(202年5月末時点)
2023年5月のハッピー・リタイア・ライフへ向けた長期分散投資ポートフォリオは、月間でプラス 0.4%の運用実績となりました。最大投資セクターである日本株式については、大型株は好調だったものの、小型株や優待株が足を引っ張りました。また、円安進行が先進国株式や債券クラスにプラス寄与しましたが、米国銀行株が冴えないうごきとなりました。結果として小幅なプラスに留まりました。
(2023年5月の金融市場動向の振り返りについては、こちらの記事をご覧ください)
投資ポートフォリオの売買銘柄、および運用状況
売買銘柄
【売却銘柄】
▶上場インデックスファンド豪州リート[1555]
▶ドルMMF(米ドルを円転)
【購入銘柄】
▶アップル 米ドル建て債券
▶インテル 米ドル建て債券
資産クラス別の投資割合
運用状況
- 2023年5月のハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオの評価損益は、月間でプラス0.4%となりました。2023年1月からの累計の金利/配当等収益は0.9%です。
- 米国10年国債金利が3月以来の3.8%台をつけるなど上昇をしてきたことから、アップル社とインテル社の米ドル建て長期債券を購入しました。これまでの金利/配当やドル建て資産の売却で溜まっていた米ドルを利用しての購入です。いずれも4%台の利回りとなり、金利収入に相応のプラス効果が期待できます。(米ドル建て債券購入の詳細についてはこちらの記事をご覧ください)
- 米ドル円為替レートが半年ぶりに140円に近付いてきたことから、米ドルMMFを売却し、円転しました。こんご為替レートがドル安円高方面へ振れるようなタイミングで、再び米ドルを購入したいと考えています。
今後の運用方針
5月は日本株式への投資資金流入、そして生成AIの今後の爆発的普及を意識したハイテク銘柄への資金流入が目立ちました。海外投資家からの日本株式への投資資金は主に大型株へ向かっていました。
ハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオが昨年から日本株式への投資比率を高めていたことは、パフォーマンスにプラスに寄与しました。ただ、ポートフォリオには小型株や優待株も多く、好調な日本株式市場の恩恵を十分に受けたとは言えない部分があります。市場の関心が今後さらに日本株式全体へ広がるのかどうか、見極めていきたいと考えます。
米国では特にハイテク銘柄の強さが目立ちました。当ポートフォリオはディフェンシブ銘柄が多くハイテク銘柄が少ないため、その恩恵は限定的となってしまいました。ただ、米国株式全体としてはやや高値圏にあるとの認識は変わっておらず、安易にハイテク銘柄への追随は避けるようにしたいと思います。
引き続き、今後も長期視点のポートフォリオ運用をベースに、慎重姿勢を保ちつつ株式クラス下落の際には買い増しを行い、上値では売却によりリスクコントロールを図る運用を続けていきたいと考えます。
今後のポートフォリオ運営にあたっては、引き続き次のようなことに取り組んでいきたいと考えています。
- 米国金利がさらに上昇した場合には、米国長期債の買い増しを行う
- 金融セクターへの投資割合がかなり多いことが、5月はかなりのマイナス要因となりました。ただし今後は相応の好パフォーマンスが期待できると考え、リスク量を考えながら保有を継続する
- 米ドル円為替レートがもう一段上昇する(円安方向へ進む)場面があれば、さらに少しずつ外貨資産を減らす。一方、円高方向へ振れるようなことがあれば、5月に売却した米ドル分の買い戻しを行う
- 米国ハイテク銘柄が一旦落ち着いたタイミングをみて、選択的に少しずつ購入
引き続き、長期目線でリスクコントロールに努めながら、ポートフォリオ運用を進めていければと思います。
なお、2023年5月の金融市場動向の振り返りについては、こちらの記事をご参照ください。
資産クラス別の主な投資対象
<ご注意>当サイトに記載の内容は、あくまで、管理人の個人的な見解に基づくもので、何ら特定の投資運用方針を推奨するものではありません。記載内容については、細心の注意を払い各種の公表資料等から作成していおりますが、掲載内容の適時性、正確性、有用性等に関して一切保証するものではありません。投資にあたり、万が一損害を受けたとしても一切責任は負えません。投資はあくまで自己責任でお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿