投資ポートフォリオのパフォーマンス(2022年12月末時点)
2022年12月のハッピー・リタイア・ライフへ向けた長期分散投資ポートフォリオは、月間でマイナス 3.0%でした。金利・配当等収益を合わせると、2022年の年間パフォーマンスは6.25%と今年も何とかプラスで終えることができました。2022年は、ロシアによるウクライナ侵攻、それに端を発したインフレの進展、米国の急速な利上げとそれに伴う大幅金利上昇、米ドルの独歩高と歴史的な円安進行、そして、中国のゼロコロナ政策の失敗と世界的な供給網リスクの顕在化と、予想し得ないようなイベントが多く発生し、金融市場はかなり大きく変動しました。
ポートフォリオの運用においては、米ドル債券の購入が年前半に多く、やや早すぎたこと、また、十分下落する前に購入してしまった個別株も見られてことなど反省点もありました。ただし、リスクを限定しながらの長期ポートフォリオ運用として、大きく上昇した際には、利食いやリバランスを心がけ、下落した際に再度拾っていくということもある程度はできたと考えています。
市場が大きく円安に振れた2023年の秋口に、投資ポートフォリオの外貨建てエクスポージャー(外貨建て資産割合)を相応に減らしたことが、けっこうプラスに働いた思っています。2021年末にドルヘッジ勘案後で約57%あった外貨建て資産割合は、2022年末には41%程度となっていて、12月の円高への寄り戻しの損失を少し押さえてくれました。
投資ポートフォリオの売買銘柄、および運用状況
売買銘柄
【売却銘柄】
なし
【購入銘柄】
▶野村不動産マスターファンド投資法人[3462]
▶アドバンス・レジデンス投資法人[3269]
▶日経平均レバレッジETF[1570]
▶セントラルスポーツ[4801]
▶コジマ[7513]
▶吉野家ホールディングス[9861]
▶ベネフィット・ワン[2412]
資産クラス別の投資割合
運用状況
- 2022年12月のハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオの評価損益は、月間でマイナス3.0%、2022年は年間でプラス4.0%となりました。2022年1月以降の金利/配当等収益は2.3%となり、あわせるとプラス6.25%の2022年の年間パフォーマンスです。
- 12月に下落してきた際に、野村不動産マスターファンド投資法人[3462] やアドバンス・レジデンス投資法人[3269]の日本REIT銘柄、また、セントラルスポーツ[4801]、コジマ[7513]、吉野家ホールディングス[9861]、ベネフィット・ワン[2412] などの優待銘柄を買い増ししました。また、日経平均株価がヘッジ的にもかなり売られてきたので、日経平均レバレッジETF[1570]を購入しています。
米国をはじめとして各国株式市場は完全に調整局面入りしたような動きとなっているように感じられます。新型コロナウィルス感染症拡大の影響はやや峠を越したように思えますが、落ち着いてきたインフレ動向もまだまだ気になる状況であり、FRBの利上げスタンスもまだ不透明な部分もあることから、経済のリセッション入りの可能性の高まりも感じます。
長期投資目線を維持しながら、大きく下落した場面では将来に向けた買いを入れ、少し反発するような場面ではリバランス売をきちんと行うことを心がけたいと思います。引き続きあまり足元の動きに振り回されずに、長期目線でリスクコントロールに努めながら、ポートフォリオ運用を進めていければと思います。
長期投資目線を維持しながら、大きく下落した場面では将来に向けた買いを入れ、少し反発するような場面ではリバランス売をきちんと行うことを心がけたいと思います。引き続きあまり足元の動きに振り回されずに、長期目線でリスクコントロールに努めながら、ポートフォリオ運用を進めていければと思います。
なお、2022年の金融市場動向の振り返りについては、こちらの記事をご参照ください。
資産クラス別の主な投資対象
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