投資ポートフォリオのパフォーマンス(202年2月末時点)
2023年2月のハッピー・リタイア・ライフへ向けた長期分散投資ポートフォリオは、月間でプラス 1.4%の運用実績となりました。最大投資セクターである日本株式は小幅上昇。一方、先進国株式や外国債券が下落しましたが、為替の円安により円ベースでは若干のプラスとなりました。米国において、インフレの高止まりが意識され、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ停止観測が後退しました。米国株式は下落、米国長期金利は大幅上昇し、米ドル円為替レートはドル高円安に振れました。
日本では、次期日銀総裁候補の植田和男氏が金融緩和を継続する姿勢を示したことが安心感につながりました。また、円安の進展は日本株式にはサポートとなりました。
(2023年2月の金融市場動向の振り返りについては、こちらの記事をご覧ください)
(2023年2月の金融市場動向の振り返りについては、こちらの記事をご覧ください)
市場が下落した昨年の後半に日本株式への投資割合を増やしていたことが、引き続きプラスに働きました。一方、秋口に減らした外貨建て資産割合を1月の円高局面で増やさなかったことで、為替レートの円安進展メリットはやや限定されました。
投資ポートフォリオの売買銘柄、および運用状況
売買銘柄
【売却銘柄】
なし
【購入銘柄】
▶セントラルスポーツ[4801]
資産クラス別の投資割合
運用状況
- 2023年2月のハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオの評価損益は、月間でプラス1.4%となりました。2023年1月からの累計の金利/配当等収益は0.3%です。
- 売買はセントラルスポーツ[4801]の追加購入のみとなりました。アフターコロナを睨み、12月、1月に続いての追加購入です。
今後の運用方針
米国においてインフレ減速感が広がった1月とは反対に、2月には再びインフレの高止まりが意識されました。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ姿勢が長期化する可能性も感じられ、それが今後、景気に想定以上の重しとなることも考えられます。今後の経済のリセッション入りも意識される状況で、今後も慎重姿勢が必要だと考えています。
昨年後半から心がけてきた以下のような運用方針が、現時点ではパフォーマンスに貢献しています。
- 米国株式を減らし日本株式への投資割合を増やしていること
- 米国株式はディフェンシブ銘柄と金利上昇がメリットとなる金融セクターにウェイトを置いていること
- 日本株式は高配当銘柄、ディフェンシブ銘柄、そしてアフターコロナ睨みのポジションを増やしていること
- 外貨エクスポージャー(外貨建て投資割合)を相応に減らしていること
ただ、今後のポートフォリオ運営にあたっては、徐々に次のようなことに取り組んでいきたいと考えています。
- 米国長期金利水準の上昇が大きく上昇し、再び歴史的水準に入ってきたことから、米国長期債の買い増しを行う
- 金融セクターへの投資割合がかなり多いことから、これまで大きく上昇してきた同セクターを少しずつ売却する
- 米ドル円為替レートがもう一段上昇する(円安方向へ進む)場面があれば、再び少しずつ外貨資産を減らす
- 米国ハイテク銘柄を選択的に少しずつ購入
引き続き、長期目線でリスクコントロールに努めながら、ポートフォリオ運用を進めていければと思います。
なお、2023年2月の金融市場動向の振り返りについては、こちらの記事をご参照ください。
資産クラス別の主な投資対象
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