2021年1月末の長期分散投資ポートフォリオの資産割合です。
【2021年1月末のリスク資産ポートフォリオ】
運用資産の状況、今後の方針
- 昨年11月以降、保有する米国金融株が大幅に上昇しています。保有銘柄のひとつ、米国 Morgan Stanley(モルガン・スタンレー)株とS&P500指数の昨年初からの価格推移を下記グラフに示しました。S&P500インデックスの昨年初来上昇率が約15%であるのに対し、モルガン・スタンレー株は上昇率が一時50%に達しました。さすがに短期的に行き過ぎと感じ、1月上旬に保有分を一部売却しました。売却後もまだ金融株が先進国株クラスにおける最大投資割合です。
【モルガン・スタンレー株(ローソク足)とS&P500指数(オレンジ実線)の価格推移】
- 米国株式市場全体としても、コロナ禍の回復過程でほとんど調整もなく上昇してきています。当局による過度な金融緩和が続く中で市場には過熱感も見えてきていることから、売却資金は現在全てドルMMFで保有しています。結果として、先進国株式クラスの投資割合が12月末の22%から16.9%へ大きく減少、その分、先進国債券クラスが24.9%から30.5%へ上昇しました。
- 今後市場動向を見ながら、やや時間をかけてリバランス調整をしていきたいと考えます。ヘルスケアや生活必需品などの安定成長銘柄や、コロナ禍による大幅下落した出遅れ銘柄、また、コロナ前にポジションを落としていた米国リートなどが候補になります。
- 国内株式クラスでは日本航空株などを少し購入しました。コロナ禍で大幅に下落した航空株や外食株など、今後世の中が正常化するにつれ回復の可能性がある銘柄への物色を少しずつ始めています。
- リスク資産ポートフォリオの外貨建て資産割合は65.3%、そのうち為替ヘッジしている比率は8.7%へ減少、結果として外貨エクスポージャーは56.6%となっています。ドル円為替レートが104円台に入ってきたことで、今のところ、最近の米ドル購入や為替ヘッジの一部外しが功を奏したかたちとなっています。今後もう少し円安へ振れたタイミングでは、再度為替ヘッジを増やしていく方針です。
各アセットクラス別の主な投資対象
<ご注意>
当サイトに記載の内容は、あくまで、管理人の個人的な見解に基づくもので、何ら特定の投資運用方針を推奨するものではありません。投資にあたり、万が一損害を受けたとしても一切責任は負えません。投資はあくまで自己責任でお願いします。
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