みずほリース[8425]の株主優待、QUOカードが到着-19期連続増配企業の業績、配当金実績と株価推移の確認【2021年6月】

2021/06/27

株主優待 投資-日本株

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この記事では、みすほフィナンシャルグループ系列の大手リース会社、みずほリース[8425]の2021年6月到着の株主優待についてご紹介します。保有期間に応じた金額のQUOカードがもらえます。あわせて、株価の推移、業績推移、配当金の実績を確認しておきたいと思います。

[8425]みずほリースの株主優待

権利確定日が3月末(年1回)の株式優待銘柄です。
権利確定日3月末(年1回)
株主優待内容100株以上保有の株主に、QUOカードを贈呈

株式保有年数による贈呈金額
保有年数株主優待品
1年未満3,000円相当の
QUOカード
1年以上4,000円相当の
QUOカード

2021年6月贈呈(2021年3月権利確定)の優待商品(2名義分)
みずほリース[8425]へ投資する場合、2021年6月25日の株価 3,680円を前提として、100株で368,000円必要です。100株を1年未満の保有の場合、0.81%の優待利回りとなります。1年以上保有の場合は1.08%の優待利回りです。

[8425]みずほリースの事業内容・業績動向

みずほリースは、旧日本興業銀行(現みずほ銀行)系列の総合リース会社です。2019年にみずほ銀行への第三者割当増資を行い、みずほフィナンシャルグループの持分法適用関連会社となりました。同時に、それまでの興銀リースから、みずほリースへ社名変更しています。

みずほリースの2021年3月期の当期純利益は前期比プラス24%の218億円となり、8期連続で最高益を更新しました。年間配当も前年度比でプラス10円の92円とし、19期連続増配を達成しています。

みずほリースの業績推移(売上高・利益)
みずほリース[8425]の業績推移(売上高・営業利益)2021年3月期
※みずほリースの決算資料よりブログ管理人作成

みずほリースの2021年3月期のリース・割賦契約、およびファイナンス契約の実行高は下記のようになっています。

みずほリースのリース・割賦契約実行高(2021年3月期)

みずほリース[8425]のリース・割賦契約実行高(2021年3月期)

みずほリースのファイナンス契約実行高(2021年3月期)
みずほリース[8425]のファイナンス契約実行高(2021年3月期)

2021年3月期は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により総じて実行額が減る中、通信事業者などの設備投資ニーズをうまく取り込むことで、情報通信機器分野のリース契約実行額が大きく伸びました。

ファイナンス契約では、みずほグループの顧客基盤活用により、物流施設など不動産向けのメザニンローンやブリッジローンが大幅に増加しています。

[8425]みずほリースの配当実績

みずほリースの配当実績・一株当たり利益・期末配当利回り
年度一株当たり
利益
(円)
配当金
(年間・円)
期末配当
利回り
2017年3月期291.08642.69%
2018年3月期319.91702.33%
2019年3月期388.64782.98%
2020年3月期360.49823.89%
2021年3月期450.14922.77%
※みずほリースの決算資料よりブログ管理人作成

一株当たり利益(EPS)を順調に伸ばし、19期連続増配を達成しています。

[8425]みずほリースの株価推移

みずほリース[8425]の株価推移(2015年1月~現在)
みずほリース[8425]の株価推移グラフ(2015年から2021年6月)
2020年初にほぼ3,500円だった株価は、3月に新型コロナ感染症拡大の影響で一気に下落し、一時1,600円台をつけました。

その後はほぼ一本調子の上昇をみせ、昨年の高値は既に上回り、現在は2013年以来の高値水準にあります。

みずほリース[8425]の株価推移(2020年1月~現在)
みずほリース[8425]の株価推移グラフ(2020年から2021年6月)

[8425]みずほリースの投資指標と今後の運用方針

2021年6月25日の株価 3,680円による投資指標
一株当たり
利益(EPS)予想(円)
475.49
年間配当金 予想(円)110
予想PER(倍)7.7倍
実績PBR(倍)0.89倍
ROE 予想11.46%
配当利回り予想2.99%
※みずほリースの決算資料よりブログ管理人作成

会社は来期も一株当たり利益(EPS)の増大、そして増配を予想しています。

今後の方針

配当利回り2.99%と優待利回り0.81%(1年未満保有の場合)から、3.80%の総合利回りとなります。1年以上保有の場合は、1.08%の優待利回りから、4.07%の総合利回りとそこそこの魅力があります。

株価上昇が続いていますが、株価収益率(PER)は7.7倍とリース会社の中でも低めです。株価純資産倍率(PBR)も0.89倍であり、投資指標的には割安でまだまだ投資妙味がありそうです。

自己資本比率が低く、不動産市場の冷え込みや、他のリース先破綻などによるリスク要因はありますが、直ぐに表面化する可能性はそれほど高くないと感じています。

配当性向も20%台と高くなく、減配の心配もほぼありません。引き続き投資継続、売られるような場面があれば、買い増しも検討したいと思います。

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自己紹介

週に1~2日の働く、セミリタイア状態の50代男性です。

これまで国内外の株式、債券、ETF、投資信託、先物、FX、不動産など投資歴25年。2000年ITバブルで資産半減、その後2008年リーマンショックの大打撃も経験しました。

20代、30代のころにがむしゃらに働き、地道に資産運用を続けてきたおかげで、資産形成はある程度進みました。

今後の充実した完全リタイアライフに向け、長期目線で分散ポートフォリオ運用を継続中です。

投資スタンスについてはこちらをご覧ください。

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