この記事では、株主優待としてビックカメラで使える商品券を贈呈するBS放送局、日本BS放送[9414]の2021年5月到着の株主優待についてご紹介します。あわせて、株価の推移、業績推移、配当金の推移を確認しておきたいと思います。
[9414]日本BS放送の株主優待
権利確定日が2月末、8月末(年2回)の株式優待銘柄です。
長期保有株主向け追加贈呈について
・ビックカメラ各店
・コジマ各店
・ビックアウトレット各店
・ビック酒販各店
・Air BIC各店
「ビックカメラ商品券」は
実店舗の他、
[9414]日本BIS放送の事業内容・業績動向
日本BS放送は無料のBSデジタルハイビジョン放送「BS11(ビーエス・イレブン)」を運営する独立系のBS放送局です。ビックカメラが親会社として61.3%の株式を保有しています。
キー局系列に属さない独立系ならではの強みとして、作りたい番組を全国のテレビ局や制作会社から選択して共同制作し、提供することができます。地上波放送局に制限されない自由な番組編成が可能なのも特徴です。
日本BS放送の業績推移グラフ(売上高・営業利益)
日本BS放送の2020年8月期の売上高は前年度比マイナス9.5%の113.9億円でした。新型コロナウィルスの影響により番組提供スポンサーが宣伝活動を縮小している影響が、2021年8月期に入っても収入の重しとなっています。一方、巣ごもり需要により活況な通販市況の効果で、番組にとらわれない時間枠CMからの収入(スポット収入)は大幅に増えている状況です。
今年4月時点で、日本BS放送は2021年8月期の売上高を前年度と同水準の114億円、営業利益を前年度からマイナス27%の16億円と予想しています。
[9414]日本BS放送の配当実績
[9414]日本BS放送の株価推移
過去5年の株価推移をみてみると、多少の上下動はあるものの、値幅はほぼほぼ1,000円から1,400円程の範囲にとどまっています。株価の動きは、変動の大きい他業種と比べてかなり安定しているといえます。
[9414]日本BS放送の投資指標と今後の運用方針
2021年5月20日の株価 1,109円による投資指標
※日本BS放送の決算資料よりブログ管理人作成
今後の方針
日本BS放送の株価は投資指標的に割安感はありません。業界としても、大きな成長は期待できないと思えます。ただ、これまでも毎年そこそこ安定した業績を残しています。それを受け、他の放送局同様に株価の動きも、他業種対比かなり安定した推移となています。
配当利回りに目を向けると、株主優待分も含めると1.8+1.8=3.6%、さらに1年以上保有の株主だと1.8%+2.7%=4.5%と、たいへん魅力的な水準です。電化製品好きにとって、株主優待「ビックカメラ商品券」はとっても使い勝手が良く、今後も保有を続けていきたい銘柄です。
<ご注意>
当サイトに記載の内容は、あくまで、管理人の個人的な見解に基づくもので、何ら特定の投資運用方針を推奨するものではありません。記載内容については、細心の注意を払い各種の公表資料等から作成していおりますが、掲載内容の適時性、正確性、有用性等に関して一切保証するものではありません。投資にあたり、万が一損害を受けたとしても一切責任は負えません。投資はあくまで自己責任でお願いします。
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