投資ポートフォリオのパフォーマンス(2022年1月末時点)
2022年1月のハッピー・リタイア・ライフへ向けた長期分散投資ポートフォリオは、月間でマイナス0.6%の運用実績となりました。株式やREIT市場が大きく下落したのに伴い、待機していた現金を追加投入し、2021年末時点ポートフォリオ評価額の5.5%分ほどの買い増しを行いました。
投資ポートフォリオの売買銘柄、および運用状況
売買銘柄
【売却銘柄】
なし
【購入銘柄】
日本REIT
▶野村不動産マスターファンド投資法人[3462]
▶アドバンス・レジデンス投資法人[3269]
▶コンフォリア・レジデンシャル投資法人[3282]
日本株式
▶イオンモール[8905]
▶日経平均レバレッジETF[1570]
▶たわらノーロードTOPIX[投資信託]
先進国株式
▶インベスコQQQトラスト[QQQ]
日本債券
▶ソフトバンクグループ第5回無担保社債(劣後特約付)
先進国債券
▶オーストラリア・コモンウェルス銀行 米ドル建て債券(AA-/Aa3)
▶スターバックス 米ドル建て債券(BBB+/Baa1)
▶トヨタ・モーターファイナンス(Netherlands)豪ドル建て債券(A+/A1)
資産クラス別の投資割合
上記の購入により、日本株式クラスの投資割合が1%増、さらに日本REITクラスの投資割合は4.2%と12月からほぼ倍増しました。先進国債券の購入は、もともとポートフォリオ内で同クラスと認識していたMMF資金からの振替であり、同クラスの投資金額は増大していません。
運用状況
- 2022年1月のハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオの評価損益は、月間でマイナス0.6%となりました。
米国の早期利上げ懸念にが広がり、米国ハイテク株を中心に欧州・日本の株式やREIT市場の調整が進んだ1ヵ月でした。そのような中、分散されたポートフォリオの効果が発揮されて、極めて限定的な痛手で済みました。
株式やREIT市場が大きく下落した1月中旬から下旬にかけて、現金で待機させていた資金を投入し、長期目線でかなりの量の買い増しをしました。前年末ポートフォリオ評価額の5.5%ほどと、久しぶりとなる大きな金額の追加購入となりました。
- 東証REIT指数が一時前月末比10%を超える下落となる中、国内REITを3銘柄購入しました。(こちらの関連記事もご参照ください)保有資産やパフォーマンスを考えると配当利回りが4.5%程と比較的高い(価格が割安)と思われる野村不動産マスターファンド投資法人[3462] と、保有資産の安定度が見込まれる住宅系REIT2銘柄(アドバンス・レジデンス投資法人[3269]、コンフォリア・レジデンシャル投資法人[3282])になります。
- 日本株式クラスでは、昨年来の安値を更新したイオンモール[8905]と、TOPIX指数連動の投信信託を長期目線で購入しました。また、下落ヘッジ取引などの影響があるのか、日経平均株価がTOPIX指数と比べても大きく下落していたことから、中短期の反発狙いで日経平均レバレッジETF[1570]を購入しました。
- 米国ハイテク銘柄を多く含むNasdaq指数の下落率が前月末比15%を超えたこともあり、インベスコQQQトラスト[QQQ] を購入しました。ハイテク銘柄の調整はまだまだ続く可能性があるかもしれませんが、ポートフォリオ内のハイテク株は昨年既にほとんど売却しきってしまったことから、市場がさらに下落するようであれば買い増しをしていきたいと考えます。
- 劣後債ではあるものの、円建て債券として2.48%クーポンは魅力的であり、ソフトバンクグループ第5回無担保社債(劣後特約付)を買い増ししました。(こちらの関連記事もご参照ください)前3回債も購入していて、これでソフトバンクはお腹いっぱいという感じです。
- 米国長期金利が10年で1.9%と相応の水準へ上昇してきたことから、ポートフォリオ内で米ドルMMFとして待機していた資金で米ドル建て債券を2銘柄(オーストラリア・コモンウェルス銀行債、スターバックス社債)を購入しました。(こちらの関連記事もご参照ください)いずれも8~9年の残存期間で2%台前半の利回りと魅力的です。また、豪ドル資金も証券口座に滞留していたことから、5年で2.12%クーポンのトヨタ・モーターファイナンス社債も購入しています。
- 1月のポートフォリオパフォーマンスは、昨年早めにハイテク株から割安なディフェンシブ銘柄や高配当銘柄へシフトをしていたこと、昨年12月にかけて購入していた金融株の上昇が顕著だったこと、十分に分散した長期投資を心がけてきたこと、などに救われました。
足元では引き続き、米連邦準備制度理事会(FRB)による想定以上の早期の利上げ観測がくすぶり、ロシアによるウクライナへの侵攻も不透明感が漂っています。今後も長期目線でうまくリスクコントロールをしながら、適切な資産アロケーションを行っていきたいと思います。
なお、1月のグローバル投資市場と主な資産クラスの動向については、こちらの記事をご参照ください。
資産クラス別の主な投資対象
<ご注意>
当サイトに記載の内容は、あくまで、管理人の個人的な見解に基づくもので、何ら特定の投資運用方針を推奨するものではありません。記載内容については、細心の注意を払い各種の公表資料等から作成していおりますが、掲載内容の適時性、正確性、有用性等に関して一切保証するものではありません。投資にあたり、万が一損害を受けたとしても一切責任は負えません。投資はあくまで自己責任でお願いします。
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