2021年12月末時点、長期分散投資ポートフォリオのパフォーマンス確認

2022/01/03

運用ポートフォリオ

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投資ポートフォリオのパフォーマンス(2021年12月末時点)

2021年12月のハッピー・リタイア・ライフへ向けた私の長期分散投資ポートフォリオは、月間でプラス2.8%、2021年は年間でプラス12.3%のパフォーマンスとなりました。

2021年12月末時点投資ポートフォリオの
パフォーマンス
評価損益
2021年 年間 +12.3%
(12月 月間プラス2.8%)
金利/配当+実現損益
2021年1月以降 
年間 +2.1% 
(備考)
※「評価損益」は修正ディーツ法による金額荷重収益率
  (年率換算は行っていない)
※「金利配当+実現損益」は税引後収益でポートフォリオ評価に
  含まれないものの合計額

資産クラス別の投資割合(2021年12月末時点)

2021年12月 長期分散投資ポートフォリオの資産クラス別投資割合グラフ

投資ポートフォリオの売買銘柄、および運用状況

売買銘柄

【売却銘柄】
      ▶ソフトバンクグループ第1回無担保社債(劣後特約付き)満期償還

【購入銘柄】
     ▶三井住友フィナンシャルグループ[8316] 
       ▶東証REIT指数連動ETF[1343] 

運用状況

  • 2021年12月のハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオの評価損益は、月間でプラス2.8%、2021年の年間ではプラス12.3%となりました。

    リスクをある程度限定した長期分散ポートフォリオのパフォーマンスとして、まずまずの結果だったと考えています。これ以外に、上記評価益に含んでいない金利や配当収入等の実現益として2.1%(税引後)、さらに日経平均先物の売買益として1.3%(税引後)があります。

    いわゆるセミリアタイ状態の身にとっては、投資ポートフォリオの成長以外に、こうした実現益の存在が大変ありがたいところです。日々の生活資金の足しとして大いに役立っています。
    (投資スタンスについてはこちらをご覧ください。)

  • 金融株などが多い先進国株式クラスが月間7%近いプラスとなり、好パフォーマンスにつながりました。ドル円為替レートが2円ほど円安となったことも、支えとなりました。

  • 11月に大きく下落した外食や航空セクターなどコロナ後を睨んでいた株の復調が、日本株式クラスのパフォーマンスに寄与しました。

  • 11月にリバランス目的で金融銘柄およびREITを一部売却していたことから、12月初めに三井住友フィナンシャルグループ[8316]、東証REIT指数連動ETF[1343]を購入しました。

  • 7年前に購入したソフトバンクグループ第1回劣後債が満期償還を迎えました。これは劣後債というリスクをとりつつ、年率2.5%のクーポンをいただける大変魅力的な銘柄でした。2.4%クーポンと若干劣るものの同様の劣後債が、2021年9月に発行されましたので、乗り換え投資を行っています。
    (ソフトバンクグループ劣後債の詳細は、こちらの記事をご覧ください)

  • リスク資産ポートフォリオの外貨建て資産割合は、65.1%とほぼ横ばい。そのうち為替ヘッジしている比率は8.8%、結果として外貨エクスポージャーは56.3%となっています。

  • 米国におけるインフレ懸念やそれに伴う利上げ動向、中国の不動産市場のバブル懸念、オミクロン株による第6波の動向など、不透明な投資環境が続いています。

    2021年の米ハイテク銘柄の上昇はやや好調過ぎたとも考えられ、2022年もそれがそのまま続くとは考えにくい状況です。今後も焦ることなく下落局面では優良銘柄を拾い、上昇時にはリバランス売却を進めるというオペレーションを心がけます。長期目線でうまくリスクコントロールをしながら、適切な資産アロケーションを行っていきたいと思います。

資産クラス別の主な投資対象

アセットクラス現在の主な投資対象商品
日本株式現在は一部のみインデックス投信で、ほとんどは個別銘柄。優待銘柄を含む50社以上に分散投資。2021年1月と5月に航空株を追加購入。2021年7月に、高配当のメガ銀行株、損害保険株、商社株を追加購入、
先進国株式米国のインデックスと個別銘柄20社程度に投資。ハイテク銘柄はかなり前に売却しポジションが少ない。一部売却後もまだ金融株への集中度が高い。その他、ヘルスケア、生活必需品、通信株などの安定成長銘柄に分散投資。
新興国株式アジア株投信を少額保有。
日本債券クレジット(信用)リスクの存在する、国内個別企業の発行する普通社債と信託銀行経由の金銭信託。
なお、個人向け国債はリスク運用資産とは分けて現金相当として認識。将来市場が下落した際にリスク資産を購入をするための待機資金としている。
先進国債券米国債個別銘柄と、国際機関および個別企業発行の米ドル建て個別債券が大半。米国株売却資金の受け皿である米ドルMMFも含む。
新興国債券新興国債券投信。一部分を為替ヘッジしている。
ハイイールド債券ドル金利が低下してくる過程で全て売却済みで現在保有無し。
日本REIT国内リート個別銘柄。
グローバルREIT米国リート投信と少額の豪州リート。

<ご注意>
当サイトに記載の内容は、あくまで、管理人の個人的な見解に基づくもので、何ら特定の投資運用方針を推奨するものではありません。記載内容については、細心の注意を払い各種の公表資料等から作成していおりますが、掲載内容の適時性、正確性、有用性等に関して一切保証するものではありません。投資にあたり、万が一損害を受けたとしても一切責任は負えません。投資はあくまで自己責任でお願いします。

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自己紹介

週に1~2日の働く、セミリタイア状態の50代男性です。

これまで国内外の株式、債券、ETF、投資信託、先物、FX、不動産など投資歴25年。2000年ITバブルで資産半減、その後2008年リーマンショックの大打撃も経験しました。

20代、30代のころにがむしゃらに働き、地道に資産運用を続けてきたおかげで、資産形成はある程度進みました。

今後の充実した完全リタイアライフに向け、長期目線で分散ポートフォリオ運用を継続中です。

投資スタンスについてはこちらをご覧ください。

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