2022年4月末時点、長期分散投資ポートフォリオの運用実績-大幅円安のおかげで円ベースでは月間プラス0.8%

2022/04/30

運用ポートフォリオ

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投資ポートフォリオのパフォーマンス(2022年4月末時点)

2022年4月のハッピー・リタイア・ライフへ向けた長期分散投資ポートフォリオは、月間でプラス 1.2%の運用実績となりました。金利・配当等収益を合わせると、年初来パフォーマンスは1.4%となっています。

4月は、世界的なインフレの進展、米国利上げペースの早期化、ウクライナ情勢の混迷継続、中国における新型コロナウィルス感染症拡大など懸念材料が目白押しとなりました。

株式市場を中心に大幅な調整となりましたが、為替市場の円安進展によって円ベースの投資パフォーマンスはプラスを維持しました。海外資産が投資ポートフォリオの6割近く占めることが、功を奏しました。

2022年4月末時点投資ポートフォリオの
パフォーマンス
評価損益
前年末比 プラス 0.8%
(4月 月間 プラス 1.2%)
金利/配当+実現損益
1月以降累計 +0.6%
(年率換算 +1.6%)
(備考)
※「評価損益」は修正ディーツ法による金額荷重収益率
  (年率換算は行っていない)
※「金利配当+実現損益」はポートフォリオ評価に含まれない
  金利/配当と、信用取引の実現損益等の税引後合計額
  (金利/配当について年率換算した数値も表示)

投資ポートフォリオの売買銘柄、および運用状況

売買銘柄

【売却銘柄】
      なし  

【購入銘柄】
   日本株式
      ▶東京海上ホールディングス[8766]
      ▶日経平均レバレッジETF[1570]

   先進国債券
      ▶コカ・コーラ 米ドル建て債券(A+/A1)
      ▶コーペラティブ・ラボバンク 米ドル建て債券(A+/Aa2)
      ▶トヨタモータークレジット 米ドル建て債券(A+/A1)

資産クラス別の投資割合

2022年4月 長期分散投資ポートフォリオの資産クラス別投資割合グラフ

運用状況

  • 2022年4月のハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオの評価損益は、月間でプラス1.2%、年初来プラス0.8%となりました。2022年1月以降の金利/配当等収益は0.6%となり、合せるとプラス1.4%の年初来パフォーマンスです。

  • 世界的なインフレが進み、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が金融引締めペースを早める意向を示したことや、中国における新型コロナウィルス感染症拡大による世界景気の減速懸念の広がりなどにより、米国株式市場は大幅に下落しました。

  • 4月末近くに日本株が米国株に連れ安となったタイミングで、3月に一部売却していた東京海上ホールディングス[8766]を買い戻しました。

    また、短期目線で日経平均レバレッジETF[1570]を購入しています。


  • 米国長期金利が大幅に上昇し、米10年物国債金利は3%に迫りました。期間の短い債券は、より大きな金利上昇がみられました。2年から5年程度の残存期間の債券の魅力が高まったことから、同セクターの以下債券を購入しました。

     コカ・コーラ 米ドル建て債券(A+/A1)期間5.8年
     コーペラティブ・ラボバンク 米ドル建て債券(A+/Aa2)期間2.2年
     トヨタモータークレジット 米ドル建て債券(A+/A1)期間3.4年

    いずれも3%を超える投資利回りを確保することができ、良かったと感ています。
    (詳細については、こちらの記事をご参照ください)

インフレ懸念やウクライナ情勢など以前からのリスク要因に加え、新型コロナウィルス感染症拡大による中国の景気減速など新たなリスクも顕在化してきています。2022年1~3月期において米アマゾン・ドット・コムが7年ぶりの営業損失を計上するなど、企業収益にも影響が出始めている可能性もあります。

引き続き、長期目線でうまくリスクコントロールをしながら、適切な資産アロケーションを行っていきたいと思います

なお、4月のグローバル投資市場と主な資産クラスの動向については、こちらの記事をご参照ください。

資産クラス別の主な投資対象

アセットクラス現在の主な投資対象商品
日本株式一部インデックス投信で、残りは個別銘柄。優待銘柄を含む50社以上に分散投資。現在は高配当の金融株、いまだ割安な内需関連株、コロナ後の回復を睨んだ株などへ分散。
先進国株式米国のインデックスと個別銘柄20社程度に投資。ハイテク銘柄は2021年に既にほぼ売却済みで、1月下落時からETFを再度購入開始。金融株への集中度が高く、その他、ヘルスケア、生活必需品、通信株などの安定成長銘柄に分散投資。
新興国株式アジア株投信を少額保有。
日本債券クレジット(信用)リスクの存在する、国内個別企業の発行する普通社債と信託銀行経由の金銭信託。
なお、個人向け国債はリスク運用資産とは分けて現金相当として認識。将来市場が下落した際にリスク資産を購入をするための待機資金としている。
先進国債券米国債個別銘柄と、国際機関および個別企業発行の米ドル建て個別債券が大半。米国株売却資金の受け皿である米ドルMMFも含む。
新興国債券新興国債券投信。一部分を為替ヘッジしている。
ハイイールド債券ドル金利が低下していた過程で全て売却済みで現在保有無し。
日本REIT国内リート個別銘柄。2021年にかなり売却を進めたため、2022年1月から再度積み増し開始。
グローバルREIT米国リート投信と少額の豪州リート。

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自己紹介

週に1~2日の働く、セミリタイア状態の50代男性です。

これまで国内外の株式、債券、ETF、投資信託、先物、FX、不動産など投資歴25年。2000年ITバブルで資産半減、その後2008年リーマンショックの大打撃も経験しました。

20代、30代のころにがむしゃらに働き、地道に資産運用を続けてきたおかげで、資産形成はある程度進みました。

今後の充実した完全リタイアライフに向け、長期目線で分散ポートフォリオ運用を継続中です。

投資スタンスについてはこちらをご覧ください。

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