投資ポートフォリオのパフォーマンス(2022年11月末時点)
2022年11月のハッピー・リタイア・ライフへ向けた長期分散投資ポートフォリオは、月間でプラス 1.8%でした。金利・配当等収益を合わせると、年初来パフォーマンスは9.1%と安定分散投資ポートフォリオの効果で安定して少しずつプラスを積み上げています。
11月は久しぶりに大きくポジションを入れ替えました。やや出遅れていた高配当株を中心に日本株式をまとまった金額で購入。一方で、にこれまで数年間パフォーマンスを引っ張ってきた米国個別株の一部をまとまった金額で売却しました。米国株式の売却代金はそのまま円転し、外貨エクスポージャーは大きく減少しました。結果的には、これらのオペレーションも月間パフォーマンスにはプラスに働きました。
投資ポートフォリオの売買銘柄、および運用状況
売買銘柄
【売却銘柄】
▶野村不動産マスターファンド投資法人[3462]
▶アドバンス・レジデンス投資法人[3269]
▶三井住友フィナンシャルグループ[8316]
▶ジョンソン&ジョンソン[JNJ](売却代金は円転)
▶ゼネラル・ミルズ[GIS](売却代金は円転)
▶モルガン・スタンレー[MS](売却代金は円転)
【購入銘柄】
▶鹿島[1812]
▶住友化学[4005]
▶UBE[4208]
▶AGC[5201]
▶丸紅[8002]
資産クラス別の投資割合
運用状況
- 2022年11月のハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオの評価損益は、月間でプラス1.8%、年初来プラス7.0%となりました。2022年1月以降の金利/配当等収益は2.1%となり、あわせるとプラス9.1%の年初来パフォーマンスです。
- 公表された10月の米CPIの伸び率が市場予想を下回ったことをきっかけに、FRBによる先行きの利上げ減速観測が広がったことで、株式市場は月半ばから大きく反発上昇しました。先進国株式、日本株式、REITなどのリスク資産クラスが反発ををみせ、パフォーマンスにプラスに働きました。
- 一方で、米長期金利は大きく下落し、為替市場では円が急伸し、米ドル円為替レートは月間で11円ほど円高ドル安が進みました。ポートフォリオ内の海外資産クラスのうち、為替ヘッジを行っていない部分について、円ベース・パフォーマンス低下につながりました。
- 2022年中に大幅に進んだ円安トレンドに頭打ち感が出てきていたこともあり、長らく保有してきた米国株式の一部をまとまった金額で売却し、売却資金を円転しました。具体的には、ジョンソン&ジョンソン[JNJ]、ゼネラル・ミルズ[GIS]、モルガン・スタンレー[MS]を売却しています。
- さらに、国内もので利益がのってきた、野村不動産マスターファンド投資法人[3462] 、アドバンス・レジデンス投資法人[3269]、三井住友フィナンシャルグループ[8316] の一部を利確しました。
- これらに売却資金と追加資金を投入し、やや出遅れ感のあった高配当銘柄を中心に、次の日本株式、鹿島[1812]、住友化学[4005] 、UBE[4208]、AGC[5201]、丸紅[8002]をまとまった金額で購入しています。
- これらオペレーションの結果、投資ポートフォリオ内の国内株式クラスの投資割合が大幅増大し、外貨資産クラスの割合は1割以上減少しています。(上の資産クラス別投資割合グラフご参照)
米国のインフレ動向には頭打ち感がでてきているとはいえ、FRBの利上げスタンスもまだ不透明な部分もあります。足元の株式市場の反発上昇についても、米国株式は既に大底を打っていて今後上昇が続いていくものなのか、あるいは、いまだ一時的なベアマーケットラリーに過ぎないのかは分からない部分があります。
引き続きあまり足元の動きに振り回されずに、長期目線でリスクコントロールに努めながら、市場が大きく下落した際にうまく銘柄を拾っていくようなスタンスで臨んでいきたいと思います。
引き続きあまり足元の動きに振り回されずに、長期目線でリスクコントロールに努めながら、市場が大きく下落した際にうまく銘柄を拾っていくようなスタンスで臨んでいきたいと思います。
なお、11月のグローバル投資市場と主な資産クラスの動向については、こちらの記事をご参照ください。
資産クラス別の主な投資対象
<ご注意>当サイトに記載の内容は、あくまで、管理人の個人的な見解に基づくもので、何ら特定の投資運用方針を推奨するものではありません。記載内容については、細心の注意を払い各種の公表資料等から作成していおりますが、掲載内容の適時性、正確性、有用性等に関して一切保証するものではありません。投資にあたり、万が一損害を受けたとしても一切責任は負えません。投資はあくまで自己責任でお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿