投資ポートフォリオのパフォーマンス(2022年6月末時点)
2022年6月のハッピー・リタイア・ライフへ向けた長期分散投資ポートフォリオは、月間でプラス 0.0%と前月から横ばいの運用実績となりました。金利・配当等収益を合わせると、年初来パフォーマンスは2.7%です。
ロシアによるウクライナ情勢が長期化し、グローバルなインフレが長らく続きそうとの観測が広がっています。5月に一時意識されたインフレのピークアウト感はすっかり影を潜めてしまいました。
米連邦準備理事会(FRB)は、経済への悪影響のリスクを認識した上で、インフレへの対応を強く進める姿勢を示しています。今後も積極的な利上げが見込まれます。
2023年にも米国がリセッション(景気後退局面)入りするとの観測が市場ででてきていて、株価の頭は重く、下落トレンドが継続しています。
当ポートフォリオも、特に米国株式の大幅下落の影響を強く受けてしまいました。しかし、主に下記のような要因から、今月も大きな痛手を被ることなく、プラス実績を確保できました。
- 大幅な円安の進展
- 投資対象株式はディフェンシブ銘柄が中心
- ポートフォリオの分散効果が十分発揮されたこと
投資ポートフォリオの売買銘柄、および運用状況
売買銘柄
【売却銘柄】
▶東京海上ホールディングス[8766]
▶三井住友フィナンシャルグループ[8316]
▶アドバンス・レジデンス投資法人[3269]
▶コンフォリア・レジデンシャル投資法人[3282]
▶日経平均レバレッジETF[1570]
【購入銘柄】
▶日経平均レバレッジETF[1570]
資産クラス別の投資割合
運用状況
- 2022年6月のハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオの評価損益は、月間でプラス0.0%の横ばい、年初来プラス1.5%となりました。2022年1月以降の金利/配当等収益は1.2%となり、あわせるとプラス2.7%の年初来パフォーマンスです。
- インフレの長期化や、それに伴う米国の利上げ動向、さらに、米国経済のリセッション入り可能性などが意識され株式市場は大幅続落しました。
そうした中、ディフェンシブ銘柄中心の分散投資ポートフォリオは、円安効果のおかげもああって何とかプラスの運用実績を確保しました。
- VIX指数がなかなか低下せず、市場の不透明感も高まりを感じていたことことから、ポートフォリオのリスク量の軽減を図りました。
相対的に底堅い展開を続けていた日本株式クラスと、日本REITクラスの一部を売却しました。昨年終盤から今年はじめにかけて積み増していた東京海上ホールディングス[8766] と三井住友フィナンシャルグループ[8316] 、さらに、アドバンス・レジデンス投資法人[3269] とコンフォリア・レジデンシャル投資法人[3282]を、6月末にかけて市場が戻した際に売却しています。
- 6月半ばに株式市場が下落、日経平均株価が26,000円を切ったことから、短期目線で日経平均レバレッジETF[1570]を購入。月末近くに27,000円へ戻す過程で売却しました。
長期目線でうまくリスクコントロールをしながら、市場が大幅に下落したタイミングでうまく銘柄を拾っていくようなイメージをもっています。
資産クラス別の主な投資対象
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