投資ポートフォリオのパフォーマンス(2022年7月末時点)
2022年7月のハッピー・リタイア・ライフへ向けた長期分散投資ポートフォリオは、月間でプラス 1.1%と前月からほぼ横ばいの運用実績となりました。金利・配当等収益を合わせると、年初来パフォーマンスは3.8%です。
世界経済のリセッション(景気後退局面)入り懸念が広がる中、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が7月のFOMCで、今後の経済状況次第では利上げ姿勢を緩めるとの発言をしたことで、市場に安心感が広がりました。
米長期金利は低下し、株式市場は上昇しました。金利低下の恩恵を強く受けるハイテク株やREIT市場が特に大きく上げました。
幅広く分散した当ポートフォリオは、現状はハイテク株銘柄への投資割合も限定的であり、引き続きまったりとした変動でした。不安定な投資環境が続いていますが、長期目線を変えずに地道にプラス運用を継続できればと思います。
投資ポートフォリオの売買銘柄、および運用状況
売買銘柄
【売却銘柄】
▶アドバンス・レジデンス投資法人[3269]
▶米ドルMMF(円転)
【購入銘柄】
なし
資産クラス別の投資割合
運用状況
- 2022年7月のハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオの評価損益は、月間でプラス1.1%と若干プラス、年初来プラス2.6%となりました。2022年1月以降の金利/配当等収益は1.2%となり、あわせるとプラス3.8%の年初来パフォーマンスです。
- インフレの長期化や、世界経済のリセッション入り可能性、そしてこれらに対抗する米金融政策のスタンスなどが意識された一か月となりました。
月末近くの7月のFOMCのパウエル議長発言によって、市場に安心感が広がり、長期金利は低下、株式市場は上昇して終えました。
ディフェンシブ銘柄中心の分散投資ポートフォリオへは大きなインパクトはなく、米国株、先進国REIT、国内REITクラスの貢献で若干のプラス運用実績を確保しました。
- 長期金利が低下したことによって、国内外REITの価格が上昇しました。日本REITクラスの一部、アドバンス・レジデンス投資法人[3269] を6月に続いて売却しました。
- 米ドル円為替レートが135円を上抜けているタイミングで、ポートフォリオ内に残る米ドルを一部売却しました。これは、過去の米国株等の売却代金として、米ドルMMFにて運用していたものです。
リセッション入りの警戒感もあるなか、米国長期金利がピークアウトしつつある状況だと感じたからです。
米ドルMMFは先進国債券クラスとしてカウントしていたことから、同クラスの保有割合が減少しました。円転された資金はポートフォリオ外の現金保有分として待機させることになります。
長期目線でうまくリスクコントロールをしながら、市場が大幅に下落したタイミングでうまく銘柄を拾っていくようなイメージをもっています。
資産クラス別の主な投資対象
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