投資ポートフォリオのパフォーマンス(202年4月末時点)
2023年4月のハッピー・リタイア・ライフへ向けた長期分散投資ポートフォリオは、月間でプラス 3.1%の運用実績となりました。最大投資セクターである日本株式が相対的に好調で、さらに、日本REITが大きく上昇したことがプラスに働きました。為替市場の円安進行と、金融セクターの回復もパフォーマンスに寄与しました。(2023年4月の金融市場動向の振り返りについては、こちらの記事をご覧ください)
投資ポートフォリオの売買銘柄、および運用状況
売買銘柄
【売却銘柄】
なし
【購入銘柄】
▶三井住友フィナンシャルグループ 米ドル建て債券
資産クラス別の投資割合
運用状況
- 2023年4月のハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオの評価損益は、月間でプラス3.1%となりました。2023年1月からの累計の金利/配当等収益は0.6%です。
- 米国10年国債金利が3.5%に近付いたタイミングで、三井住友フィナンシャルグループ 米ドル建て債券を購入しました。これまでの金利や配当で溜まっていた米ドルを利用しての購入です。残存期間15年ほどで4.7%台のドル建て利回りとなり、金利収入に相応のプラス効果が期待できます。
今後の運用方針
4月は金融システム不安が一旦落ち着きました。ただ、金融引締めの影響はまだこれから出てくる可能性が高いといえます。さらに、これまでの各国金利の大幅な上昇は、銀行が運用している債券の価格下落を通じて銀行自体のポートフォリオへ大きな負の影響を与えます。
インフレ動向も不透明であり、かつ、こうした金融引締めの負の影響の可能性を考えると、今後しばらくは神経質な相場展開が想定されます。
引き続き、今後も長期視点のポートフォリオ運用をベースに、慎重姿勢を保ちつつ株式クラス下落の際には買い増しを行い、上値では売却によりリスクコントロールを図る運用を続けていきたいと考えます。
昨年後半から心がけてきた以下のような運用方針が、現時点ではパフォーマンスに貢献しています。
- 米国株式を減らし日本株式への投資割合を増やしていること
- 米国株式はディフェンシブ銘柄と金利上昇がメリットとなる金融セクターにウェイトを置いていること
- 日本株式は高配当銘柄、ディフェンシブ銘柄、そしてアフターコロナ睨みのポジションを増やしていること
- 外貨エクスポージャー(外貨建て投資割合)を相応に減らしていること
ただ、今後のポートフォリオ運営にあたっては、徐々に次のようなことに取り組んでいきたいと考えています。
- タイミングをみつつ、米国金利上昇時に米国長期債の買い増しを行う
- 金融セクターへの投資割合がかなり多く、4月は、3月とは逆に大きなプラス要因となりました。今後も相応の好パフォーマンスが期待できると考え、リスク量を考えながら保有を継続する
- 米ドル円為替レートがもう一段上昇する(円安方向へ進む)場面があれば、再び少しずつ外貨資産を減らす
- 米国ハイテク銘柄を選択的に少しずつ購入
引き続き、長期目線でリスクコントロールに努めながら、ポートフォリオ運用を進めていければと思います。
なお、2023年4月の金融市場動向の振り返りについては、こちらの記事をご参照ください。
資産クラス別の主な投資対象
<ご注意>当サイトに記載の内容は、あくまで、管理人の個人的な見解に基づくもので、何ら特定の投資運用方針を推奨するものではありません。記載内容については、細心の注意を払い各種の公表資料等から作成していおりますが、掲載内容の適時性、正確性、有用性等に関して一切保証するものではありません。投資にあたり、万が一損害を受けたとしても一切責任は負えません。投資はあくまで自己責任でお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿