2022年2月末時点、長期分散投資ポートフォリオの運用実績-月間マイナス2.6%も、長期目線で買い増し

2022/03/01

運用ポートフォリオ

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投資ポートフォリオのパフォーマンス(2022年2月末時点)

2022年2月のハッピー・リタイア・ライフへ向けた長期分散投資ポートフォリオは、月間でマイナス 2.6%の運用実績となりました。ロシアによるウクライナへの侵攻を受け、リスクオフの動きが広がり、株式やREIT市場が下落したことが響きました。

1月に続き、市場が大幅に下落した際には、待機していた現金を追加投入し、買い増しを行っています。

2022年2月末時点投資ポートフォリオの
パフォーマンス
評価損益
前年末比 マイナス3.2%
(2月 月間 マイナス2.6%)
金利/配当+実現損益
1月以降累計 +0.3%
(年率換算 +1.5%)
(備考)
※「評価損益」は修正ディーツ法による金額荷重収益率
  (年率換算は行っていない)
※「金利配当+実現損益」はポートフォリオ評価に含まれない
  金利/配当と、信用取引の実現損益等の税引後合計額
  (金利/配当について年率換算した数値も表示)

投資ポートフォリオの売買銘柄、および運用状況

売買銘柄

【売却銘柄】
      ▶日経平均レバレッジETF[1570]

【購入銘柄】
 日本株式
       ▶リログループ[8876]
       ▶日経平均レバレッジETF[1570]
       ▶たわらノーロードTOPIX[投資信託]

資産クラス別の投資割合

2022年2月 長期分散投資ポートフォリオの資産クラス別投資割合グラフ
上記売買により、日本株式クラスの投資割合が1.5%増となりました。

運用状況

  • 2022年2月のハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオの評価損益は、月間でマイナス2.6%となりました。2022年1月以降の金利/配当等収益は0.3%となっています。

  • ロシアによるウクライナ侵攻を受け、リスクオフの動きが広がり、株式やREIT市場がかなり調整した影響を受けました。紛争により新興国債券クラスなども大きく下落したことで、分散ポートフォリオによる全体リスクの軽減効果はやや限定されてしまいました。

  • 長期分散投資目線では、市場混乱時は「買い」のチャンスとの発想で、1月に続いて、日本株(TOPIX連動投資信託)を購入しました。

    「銃声が聞こえたら買い」の相場格言にあるように、紛争等の有事のリスクは、一時的な市場混乱要因とはなるものの、ある程度短期間で収束することが多いとの過去の経験則があります。

    今回、市場の注目ががファンダメンタルズへ直ぐに戻っていくかどうかは分からず、過去の経験則自体も当てはまるのかどうかは不明ですが、少なくとも長期投資目線ではリバランス購入のチャンスと考えました。

  • 2月終わりにかけて、ロシアとウクライナによる停戦に向けた対話が始まりました。それを受け、市場も少し小康状態に入っているような状況です。

    とはいっても双方の思惑はかなり乖離があり、直ぐに合意が見いだせるとは考えにくい状況です。今後、再び下値を試すような展開となった場合、再び長期目線での買い増しを行いたいと考えています。昨年ポジションを落としている米国ハイテク株などの下落がかなり進んできたことから、買い増しの候補になると思います。

    引き続き、長期目線でうまくリスクコントロールをしながら、適切な資産アロケーションを行っていきたいと思います
なお、2月のグローバル投資市場と主な資産クラスの動向については、こちらの記事をご参照ください。

資産クラス別の主な投資対象

アセットクラス現在の主な投資対象商品
日本株式一部インデックス投信で、残りは個別銘柄。優待銘柄を含む50社以上に分散投資。現在は高配当の金融株、いまだ割安な内需関連株、コロナ後の回復を睨んだ株などへ分散。
先進国株式米国のインデックスと個別銘柄20社程度に投資。ハイテク銘柄は2021年に既にほぼ売却済みで、1月下落時からETFを再度購入開始。金融株への集中度が高く、その他、ヘルスケア、生活必需品、通信株などの安定成長銘柄に分散投資。
新興国株式アジア株投信を少額保有。
日本債券クレジット(信用)リスクの存在する、国内個別企業の発行する普通社債と信託銀行経由の金銭信託。
なお、個人向け国債はリスク運用資産とは分けて現金相当として認識。将来市場が下落した際にリスク資産を購入をするための待機資金としている。
先進国債券米国債個別銘柄と、国際機関および個別企業発行の米ドル建て個別債券が大半。米国株売却資金の受け皿である米ドルMMFも含む。
新興国債券新興国債券投信。一部分を為替ヘッジしている。
ハイイールド債券ドル金利が低下していた過程で全て売却済みで現在保有無し。
日本REIT国内リート個別銘柄。2021年にかなり売却を進めたため、2022年1月から再度積み増し開始。
グローバルREIT米国リート投信と少額の豪州リート。

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自己紹介

週に1~2日の働く、セミリタイア状態の50代男性です。

これまで国内外の株式、債券、ETF、投資信託、先物、FX、不動産など投資歴25年。2000年ITバブルで資産半減、その後2008年リーマンショックの大打撃も経験しました。

20代、30代のころにがむしゃらに働き、地道に資産運用を続けてきたおかげで、資産形成はある程度進みました。

今後の充実した完全リタイアライフに向け、長期目線で分散ポートフォリオ運用を継続中です。

投資スタンスについてはこちらをご覧ください。

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