投資ポートフォリオのパフォーマンス(2021年11月末時点)
11月のハッピー・リタイア・ライフへ向けた私の長期分散投資ポートフォリオは、月間でマイナス3.1%、昨年末比でプラス9.5%となりました。
資産クラス別の投資割合(2021年11月末時点)
投資ポートフォリオの売買銘柄、および運用状況
売買銘柄
【売却銘柄】
▶東京海上ホールディングス[8766]
▶住友商事[8053]
▶野村不動産マスターファンド投資法人(REIT)[3462]
▶上場インデックスファンド豪州リート(ETF)[1555]
【購入銘柄】
▶東京海上ホールディングス[8766]
▶米ドルMMF(ドル購入)
運用状況
- 11月のハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオは、月間でマイナス3.1%、昨年末比ではプラス9.5%となりました。今年7月以来のマイナスパフォーマンスでした。11月末近くになり、新型コロナウィルス・オミクロン株による不透明感が広がり、ほぼ全ての資産クラスで価格が急落したことが背景です。
(11月の市場動向についてはこちらの記事をご覧ください。)
- 先進国株式クラスにおいて、ハイテク銘柄が少なかったことや、金融セクターが多かったことが足を引っ張りました。
- 日本株式クラスでは、9月に大きく上昇してた外食や航空セクターなどコロナ後を睨んでいた株が月間5%~15%程度下落し、パフォーマンスに悪影響を与えました。(具体的銘柄名については、こちらの9月の記事をご覧ください)
- このような状況下、上記の銘柄売買がうまくプラスに働いてくれました。まだ市場が堅調だった11月上旬にリバランス目的で東京海上ホールディングス[8766] と住友商事[8053]を売却しました。
野村不動産マスターファンド投資法人(REIT)[3462]も、10月からグッと上昇してきたこともあって月初に売却しました。総合型リートでそこそこ利回りは良いのですが、コロナ後のオフィス不動産需要に懸念を感じていて、住宅型リートへの入れ替えを睨んでの売却です。
上場インデックスファンド豪州リート(ETF)[1555]の売却は、資源価格の上昇を受け、豪ドルがかなり高くなってきていたことが背景です。豪ドル円為替レートが2020年3月の60円台から85円程度まで上昇しており、一旦売却との判断をしました。
- 月末近くに新型コロナウィルス・オミクロン株による不透明感が広がり、市場が急落したことから、結果として上記売却はポートフォリオ・パフォーマンスにプラスに働きました。一方、急落し安くなった月末に、東京海上ホールディングス[8766] を再度購入しました。さらに、米ドル円為替レートが一時112円台をつけたことから、10月に売却円転していた米ドルを一部買い戻しています。
- リスク資産ポートフォリオの外貨建て資産割合は、65.7%と増大。そのうち為替ヘッジしている比率は9.0%、結果として外貨エクスポージャーは56.7%となっています。
- オミクロン株による経済活動への影響など不透明感が増しています。米国のインフレ加速やや懸念であり、再任されたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のかじ取りにも注目が集まります。
市場のボラティリティが大きい状況はしばらく続きそうですが、こうしたタイミングでうまく良いものを拾っていくのが長期投資では有効だと考えています。長期目線でうまくリスクコントロールをしながら、焦ることなく適切な資産アロケーションを行っていきたいと思います。
資産クラス別の主な投資対象
<ご注意>
当サイトに記載の内容は、あくまで、管理人の個人的な見解に基づくもので、何ら特定の投資運用方針を推奨するものではありません。記載内容については、細心の注意を払い各種の公表資料等から作成していおりますが、掲載内容の適時性、正確性、有用性等に関して一切保証するものではありません。投資にあたり、万が一損害を受けたとしても一切責任は負えません。投資はあくまで自己責任でお願いします。
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