2021年11月末時点、長期分散投資ポートフォリオのパフォーマンス確認

2021/12/01

運用ポートフォリオ

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投資ポートフォリオのパフォーマンス(2021年11月末時点)

11月のハッピー・リタイア・ライフへ向けた私の長期分散投資ポートフォリオは、月間でマイナス3.1%、昨年末比でプラス9.5%となりました。

2021年11月末時点投資ポートフォリオの
パフォーマンス
評価損益
前年末比 +9.5%
(前月比 マイナス3.1%)
金利/配当+実現損益
1月以降 +2.0%
(年率換算 +2.2%)
(備考)
※「評価損益」は修正ディーツ法による金額荷重収益率
  (年率換算は行っていない)
※「金利配当+実現損益」は税引後収益でポートフォリオ評価に
  含まれないものの合計額

資産クラス別の投資割合(2021年11月末時点)

2021年11月 長期分散投資ポートフォリオの資産クラス別投資割合グラフ

投資ポートフォリオの売買銘柄、および運用状況

売買銘柄

【売却銘柄】
       ▶東京海上ホールディングス[8766] 
       ▶住友商事[8053] 
       ▶野村不動産マスターファンド投資法人(REIT)[3462]
       ▶上場インデックスファンド豪州リート(ETF)[1555]

【購入銘柄】
     ▶東京海上ホールディングス[8766] 
       ▶米ドルMMF(ドル購入)

運用状況

  • 11月のハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオは、月間でマイナス3.1%、昨年末比ではプラス9.5%となりました。今年7月以来のマイナスパフォーマンスでした。11月末近くになり、新型コロナウィルス・オミクロン株による不透明感が広がり、ほぼ全ての資産クラスで価格が急落したことが背景です。
    (11月の市場動向についてはこちらの記事をご覧ください。)

  • 先進国株式クラスにおいて、ハイテク銘柄が少なかったことや、金融セクターが多かったことが足を引っ張りました。

  • 日本株式クラスでは、9月に大きく上昇してた外食や航空セクターなどコロナ後を睨んでいた株が月間5%~15%程度下落し、パフォーマンスに悪影響を与えました。(具体的銘柄名については、こちらの9月の記事をご覧ください)

  • このような状況下、上記の銘柄売買がうまくプラスに働いてくれました。まだ市場が堅調だった11月上旬にリバランス目的で東京海上ホールディングス[8766] と住友商事[8053]を売却しました。

    野村不動産マスターファンド投資法人(REIT)[3462]も、10月からグッと上昇してきたこともあって月初に売却しました。総合型リートでそこそこ利回りは良いのですが、コロナ後のオフィス不動産需要に懸念を感じていて、住宅型リートへの入れ替えを睨んでの売却です。

    上場インデックスファンド豪州リート(ETF)[1555]の売却は、資源価格の上昇を受け、豪ドルがかなり高くなってきていたことが背景です。豪ドル円為替レートが2020年3月の60円台から85円程度まで上昇しており、一旦売却との判断をしました。

  • 月末近くに新型コロナウィルス・オミクロン株による不透明感が広がり、市場が急落したことから、結果として上記売却はポートフォリオ・パフォーマンスにプラスに働きました。一方、急落し安くなった月末に、東京海上ホールディングス[8766] を再度購入しました。さらに、米ドル円為替レートが一時112円台をつけたことから、10月に売却円転していた米ドルを一部買い戻しています。

  • リスク資産ポートフォリオの外貨建て資産割合は、65.7%と増大。そのうち為替ヘッジしている比率は9.0%、結果として外貨エクスポージャーは56.7%となっています。

  • オミクロン株による経済活動への影響など不透明感が増しています。米国のインフレ加速やや懸念であり、再任されたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のかじ取りにも注目が集まります。

    市場のボラティリティが大きい状況はしばらく続きそうですが、こうしたタイミングでうまく良いものを拾っていくのが長期投資では有効だと考えています。長期目線でうまくリスクコントロールをしながら、焦ることなく適切な資産アロケーションを行っていきたいと思います。

資産クラス別の主な投資対象

アセットクラス現在の主な投資対象商品
日本株式現在は一部のみインデックス投信で、ほとんどは個別銘柄。優待銘柄を含む50社以上に分散投資。2021年1月と5月に航空株を追加購入。2021年7月に、高配当のメガ銀行株、損害保険株、商社株を追加購入、
先進国株式米国のインデックスと個別銘柄20社程度に投資。ハイテク銘柄はかなり前に売却しポジションが少ない。一部売却後もまだ金融株への集中度が高い。その他、ヘルスケア、生活必需品、通信株などの安定成長銘柄に分散投資。
新興国株式アジア株投信を少額保有。
日本債券クレジット(信用)リスクの存在する、国内個別企業の発行する普通社債と信託銀行経由の金銭信託。
なお、個人向け国債はリスク運用資産とは分けて現金相当として認識。将来市場が下落した際にリスク資産を購入をするための待機資金としている。
先進国債券米国債個別銘柄と、国際機関および個別企業発行の米ドル建て個別債券が大半。米国株売却資金の受け皿である米ドルMMFも含む。
新興国債券新興国債券投信。一部分を為替ヘッジしている。
ハイイールド債券ドル金利が低下してくる過程で全て売却済みで現在保有無し。
日本REIT国内リート個別銘柄。
グローバルREIT米国リート投信と少額の豪州リート。

<ご注意>
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自己紹介

週に1~2日の働く、セミリタイア状態の50代男性です。

これまで国内外の株式、債券、ETF、投資信託、先物、FX、不動産など投資歴25年。2000年ITバブルで資産半減、その後2008年リーマンショックの大打撃も経験しました。

20代、30代のころにがむしゃらに働き、地道に資産運用を続けてきたおかげで、資産形成はある程度進みました。

今後の充実した完全リタイアライフに向け、長期目線で分散ポートフォリオ運用を継続中です。

投資スタンスについてはこちらをご覧ください。

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