2020年11月末 の運用ポートフォリオ状況

2020/12/02

運用ポートフォリオ

t f B! P L

 2020年11月末の長期分散投資ポートフォリオの資産割合です。

【2020年11月末のリスク資産ポートフォリオ】

運用資産の状況

  • 11月中の米国金融株の大幅な上昇を受けて、先進国株セクターが3ポイント近く増大
  • 米国株の一部売却を行い、米国債10年金利が1%に近付いてきたところで、米ドル建て債券を購入しました
  • 日本株も大きく上昇してきたことから一部を売却し、今後市場が調整した場合の購入余力として現金化しています
  • 生活費数年分を除いた運用可能金額のうち、現金比率は約27%となっています
  • リスク資産のうち、外貨建て資産の割合は約65%と高めとなっていることから、うち約10%を為替ヘッジしています

【2020年11月の現金比率】


各アセットクラス別の主な投資対象

アセットクラス現在の主な投資対象商品
日本株式現在は一部のみインデックス投信で、ほとんどは個別銘柄。優待銘柄を含む50社以上に分散投資。今年9月に、高配当のメガ銀行株と商社を新規に購入。
先進国株式米国のインデックスと個別銘柄20社程度に投資。ハイテク銘柄はけっこう前に売却しポジションが少なくなっており、現在は金融株への集中度が高い。その他、ヘルスケア、生活必需品、通信株などの安定成長銘柄に分散投資。
新興国株式アジア株投信を少額保有。
日本債券クレジット(信用)リスクの存在する、国内個別銘柄の債券と信託銀行経由の金銭信託。
なお、個人向け国債はリスク資産とは別の現金相当として認識。将来市場が下落した際にリスク資産を購入をするための待機資金としている。
先進国債券ほとんどが米国債個別銘柄と、国際機関および個別企業発行のドル建て個別債券。
新興国債券新興国債券投信。一部分をヘッジしている。
ハイイールド債券ドル金利が低下してくる過程で全て売却済みで現在保有無し。
日本REIT国内リート個別銘柄。
グローバルREIT米国リート投信と少額の豪州リート。


これからの運用方針

長期分散投資を基本としながらも、市場動向もみながら、現金比率を含めたアセットアロケーションの調整は機動的に行っていく方針です。

米国大統領選挙選後のラリーは年明けてもしばらく継続するような展開をベースとして考えています。とはいっても、特にここ1ヵ月の上昇が激しかったことから、引き続きリスクのコントロールに注意して、大きく上昇した際にはリスク資産の売却を進め、現金比率を高めて次の市場の調整に備えた買い余力としていきたいと思います。

外貨建て資産割合が高まっていること、為替市場の円高圧力が当面続く可能性が高いように感じていることから、債券セクターの一部、金額としてリスク資産の10%程度を為替ヘッジしています。もし今後ドル円為替レートが100円に迫るようなことがあれば、日銀が更なる金融緩和策を講じてくる可能性もあり、ヘッジを少しずつ外していきたいと思っています。

今後市場が調整をしてくるようなことがあれば、コロナニュースを受けて年初にポジションを落としてたREITセクター、および、新興国セクターの購入も検討していきたいと思います。


<ご注意>
当サイトに記載の内容は、あくまで、管理人の個人的な見解に基づくもので、何ら特定の投資運用方針を推奨するものではありません。投資にあたり、万が一損害を受けたとしても一切責任は負えません。投資はあくまで自己責任でお願いします。

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自己紹介

週に1~2日の働く、セミリタイア状態の50代男性です。

これまで国内外の株式、債券、ETF、投資信託、先物、FX、不動産など投資歴25年。2000年ITバブルで資産半減、その後2008年リーマンショックの大打撃も経験しました。

20代、30代のころにがむしゃらに働き、地道に資産運用を続けてきたおかげで、資産形成はある程度進みました。

今後の充実した完全リタイアライフに向け、長期目線で分散ポートフォリオ運用を継続中です。

投資スタンスについてはこちらをご覧ください。

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