米国 Salesforce.com(セールスフォース)が Slack Technologies(スラック・テクノロジーズ)の買収に関心を持っているというニュースが流れ、Slackの株価は25日に37%ほど急騰、2019年6月の上場時終値を超えました。
Slackとはどんな会社?買収の背景は?
Salesforce.com は顧客情報管理(CRM)ツールをクラウドで提供する企業として確固たる地位を築いていて、大企業にかなり入り込んでいることからなじみの方も多いかも知れません。
一方、ビジネスチャットなどの職場向け協業ツールをを提供するSlack は、最近日本でもTVCMを見かけるようになりましたが、馴染みは少ないかも知れません。どちらかというと急成長のスタートアップ企業に強く、競合するMicrosoftの「Teams」に大企業取引は押され気味だったといわれています。
現に在宅勤務が広がる中、Zoom Communications の株価が年初から6倍以上となっている一方、Slack Technologies の株価は4割も上昇していません。今回の買収により、Salesforce.com は企業向けチャットサービスを手に入れることになり、大企業向けに相乗効果を狙っていくのではないでしょうか。
実は仕事でSlackを活用していますが、プロジェクト毎のチャネルを利用した効果的なコミュニケーションが図れるなど、ビジネスチャットとしては極めて使い勝手がよいと感じています。
それが自身の株式購入の背景ですが、今回の買収が最終的に確定するかまだ不透明な部分もあるようで、状況次第では現保有分の半分ほどを売却し、今後の動向を見ていこうと思います。
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