米スラック(Slack)株価急騰!、セールスフォースによる買収報道

2020/11/27

投資-米国株

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米国 Salesforce.com(セールスフォース)が Slack Technologies(スラック・テクノロジーズ)の買収に関心を持っているというニュースが流れ、Slackの株価は25日に37%ほど急騰、2019年6月の上場時終値を超えました。

【2019年6月上場以来のSlack株価推移】
Slack Technologies(スラック・テクノロジーズ)【WORK】株価推移グラフ(2019年6月~2020年11月)
昨年6月に上場して直ぐ下落トレンドに入り、やや横ばいになったところで12月に20ドル台でSlack株に参戦。なかなか値が戻っていかないことから、30ドル超えたとろこで1/3ほど利食いましたが、今回の買収報道で極めてラッキーな投資となりそうです。

Slackとはどんな会社?買収の背景は?

Salesforce.com は顧客情報管理(CRM)ツールをクラウドで提供する企業として確固たる地位を築いていて、大企業にかなり入り込んでいることからなじみの方も多いかも知れません。

一方、ビジネスチャットなどの職場向け協業ツールをを提供するSlack は、最近日本でもTVCMを見かけるようになりましたが、馴染みは少ないかも知れません。どちらかというと急成長のスタートアップ企業に強く、競合するMicrosoftの「Teams」に大企業取引は押され気味だったといわれています。

現に在宅勤務が広がる中、Zoom Communications の株価が年初から6倍以上となっている一方、Slack Technologies の株価は4割も上昇していません。今回の買収により、Salesforce.com は企業向けチャットサービスを手に入れることになり、大企業向けに相乗効果を狙っていくのではないでしょうか。

実は仕事でSlackを活用していますが、プロジェクト毎のチャネルを利用した効果的なコミュニケーションが図れるなど、ビジネスチャットとしては極めて使い勝手がよいと感じています。

それが自身の株式購入の背景ですが、今回の買収が最終的に確定するかまだ不透明な部分もあるようで、状況次第では現保有分の半分ほどを売却し、今後の動向を見ていこうと思います。

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自己紹介

週に1~2日の働く、セミリタイア状態の50代男性です。

これまで国内外の株式、債券、ETF、投資信託、先物、FX、不動産など投資歴25年。2000年ITバブルで資産半減、その後2008年リーマンショックの大打撃も経験しました。

20代、30代のころにがむしゃらに働き、地道に資産運用を続けてきたおかげで、資産形成はある程度進みました。

今後の充実した完全リタイアライフに向け、長期目線で分散ポートフォリオ運用を継続中です。

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