投資ポートフォリオのパフォーマンス(2022年8月末時点)
2022年8月のハッピー・リタイア・ライフへ向けた長期分散投資ポートフォリオは、月間でプラス 1.5%と、特に円安進行によって若干プラスを維持しました。金利・配当等収益を合わせると、年初来パフォーマンスは5.7%です。
世界経済のリセッション(景気後退局面)入り懸念が強い一方、インフレ動向が落ち着き始めることによる早期の利下げ観測も一部に広がり、8月半ば過ぎまではやや楽観ムードが出ていました。
ところが、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の26日ジャクソンホールでの早期利下げけん制発言によって市場は一変しました。年初からの下げの半値戻しを達成していた株式市場もその後大きく下落、不安定感が増しています。
長期分散投資が基本スタンスの当ポートフォリオは、引き続きまったりとした変動でした。米長期金利上昇を受けた円安進行によって月間パフォーマンスはプラスを維持しました。不安定な投資環境が続いていますが、長期目線を変えずに地道にプラス運用を継続できればと思います。
投資ポートフォリオの売買銘柄、および運用状況
売買銘柄
【売却銘柄】
▶東京海上ホールディングス[8766]
▶東証REIT指数連動ETF[1343]
▶米ドルMMF(円転)
【購入銘柄】
▶東京海上ホールディングス[8766]
▶ベネフィット・ワン[2412]
▶米ジョンソン・エンド・ジョンソン[JNJ]
資産クラス別の投資割合
運用状況
- 2022年8月のハッピー・リタイヤ・ライフに向けた長期投資ポートフォリオの評価損益は、月間でプラス1.5%、年初来プラス4.2%となりました。2022年1月以降の金利/配当等収益は1.5%となり、あわせるとプラス5.7%の年初来パフォーマンスです。
- インフレ動向が落ち着き始めることによる早期の利下げ観測が一部に広がっていたことなどから戻りを試してた株式市場も、月末近くのパウエル議長の発言により急落し、一気に不安定感が広がっています。
ディフェンシブ銘柄中心の分散投資ポートフォリオへは大きなインパクトはなく、下中の円安進行によって若干のプラス運用実績を確保しました。
- 国内外REITの価格が上昇したことで、日本REITクラスの一部、東証REIT指数連動ETF[1343]を売却しました。
- 業績発表を受けて8月初めに急落した東京海上ホールディングス[8766] を購入、月末近くに一部売却しています。また、今後のウィズコロナ世界において人々の活動がより活発化してくるだろう思いから、値を下げていたベネフィット・ワン[2412]を購入しました。
- 米ドル円為替レートが140円に近付くタイミングで、ポートフォリオ内に残る米ドルを一部売却しました。これは、過去の米国株等の売却代金として、米ドルMMFにて運用していたものです。
今後どこまで円安が進むかは難しいところですが、ある意味、長期目線のリバランスの発想です。どこかで円高に振れるような場面があれば、再び米ドルを購入する予定です。
米ドルMMFは先進国債券クラスとしてカウントしていたことから、同クラスの保有割合が減少しました。円転された資金はポートフォリオ外の現金保有分として待機させることになります。
長期目線でうまくリスクコントロールをしながら、市場が大幅に下落したタイミングでうまく銘柄を拾っていくようなイメージをもっています。
資産クラス別の主な投資対象
当サイトに記載の内容は、あくまで、管理人の個人的な見解に基づくもので、何ら特定の投資運用方針を推奨するものではありません。記載内容については、細心の注意を払い各種の公表資料等から作成していおりますが、掲載内容の適時性、正確性、有用性等に関して一切保証するものではありません。投資にあたり、万が一損害を受けたとしても一切責任は負えません。投資はあくまで自己責任でお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿